漏水修理の水道管「爆発」、泥水噴き上げ降り注ぐ 直ちに逃げる満席の客・驚いて泣く店の女性

 安徽省合肥市内で4月30日、工事中の穴から大量の泥水が噴出して周辺一帯に降り注いだ、。漏水が確認された水道管を修理しようと工事を始めたところ、突然破裂したという。中国メディアの万家資訊などが報じた。

 

 周辺住人によると、水道会社から派遣された作業員が現場で穴を掘り始めたのは午前10時ごろだった。午前11時ごろ、突然「バーン!」という音が轟いた。直後に穴から大量の水が噴き上がった。「工事の人が水道管部分を掘り当てたので、爆発しちゃったみたいですよ」という。

 

 簡易宿泊施設や飲食店が密集している一帯だ。周辺の土地は低く、道路部分は一段と高くなっており、周囲を見下ろすように通っている。高低差は最大で4メートル。水が噴出した部分が周囲よりも高いことで、被害が大きくなった。

 

 「友誼旅館」という簡易宿泊施設では、午後0時半ごろになっても1階部分の廊下が50センチメートルほど浸水したままだった。建物の前では、女性が泣いていた。

 

 同旅館の経営者によると、泣いていたのは自分の妹という。部屋で子どもに着替えをさせていたが、水が突然に浸入してきたので驚いてしまい、泣き止まなくなったという。

 

 別の飲食店は事故発生当時、正午に近いということもあり、満席状態だった。店は道路脇だが、道路部分は店の床よりも1メートルほど高い。泥水が道路からいきなり、店内に流れ込んできた。

 

 店には11卓のテーブルがある。客全員が一斉に立ち上がり、そのまま逃げて行った。支払いについて店と相談した客はいなかった。

 

 店経営者は「私もびっくりしましたしね。お客さんの安全の問題もありましたし。お支払いをお願いする間もありませんでしたしね」と述べた。

 

 店は壁全面を補修して、床の泥を除いて清掃せねばならない。経営者は「まだほとんどお食べになっていない方はしかたないです。すでにたくさん食べた人には、お支払いに来ていただくとありがたいのですがね」と言った。

 

 水道会社が午後0時半ごろに水道管の破損個所に通じる元栓を閉めたので、水の噴出はおさまった。

 

 水道会社の関係者は「工事で水道管を破損したのではない」と説明。問題を起こした水道管は1960年代に敷設したもので、ずいぶん前から老朽化が激しく、漏水もあった」という。

修理のために重機を用いて穴を掘ったが、周辺からの土の重みがなくなり、内部の水圧に耐えられなくなり「爆裂」したという。

 

 水道管爆発による死傷者は伝えられていない。(編集担当:如月隼人)

 

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参考:
合肥龙河路水管爆裂突发大水 饭店11桌食客未付钱逃跑