英エリザベス女王「習近平一行は粗野で礼儀知らず」に同意・・・中国でも報道、ただし一部カット

 英国のエリザベス女王が、2015年に英国を公式訪問した中国の習近平国家主席の一行について、「とても失礼だった」と発言。BBCなど英国メディアが女王の発言を放送して話題になった。中国でも、中国国際放送などが同話題を伝えたが「習近平国家主席」の名は伏せるなどした。

 

 女王の生誕90歳を祝いバッキンガム宮殿で10日に開かれた園遊会には、女王が国外を訪問する際の警備を担当するロンドン警視庁の女性警視長、ルーシー・ドルシ氏も招待された。女王はドルシ氏に「まあ、お気の毒。運が悪かったわね」と言葉をかけた。

 

  中国側に業務を妨げられたなどの話題となりドルシ氏は「あの時は、かなりの試練でした」などと説明。女王は中国駐在のバーバラ・ウッドワード英国大使も不適切な扱いを受けたとして,中国側が「とても非礼だった」と発言。ドルシ氏も「非礼で配慮に欠けていたと思います」などと同意した。

 

  同会話は“偶然にも ” 撮影されており、報道された。同件について英王室は「女王の私的な会話にはコメントしない。習氏の訪英は大成功だった」と表明した。中国政府・外交部は11日の定例記者会見で同問題について、「公式訪問として非常に成功した。中英両国のチームは最大限の努力をした。この点は、両国がともに高く評価している」と述べた。

 

  中国国営の中国国際放送も同件を伝えたが、「習近平国家主席」の実名は出さず、「中国の指導者が英国を公式訪問した際」などと表現した。また、エリザベス女王が発言したようには伝えず、ドルシ氏の発言に女王も同調したと紹介した。

 

  さらに英国王室や英国外務省、さらに中国政府もが「中国の指導者の英国訪問」成功したと説明していることを強調し、国家関係が緊密になり官僚の接触が多くなれば折衝が順調にいかなくなることもあり、個人的に不満な不満が多少口から出たとしても、大したことではないと論じた。

 

 中国では大手ポータルサイト/メディアの新浪網なども、中国国際放送の記事を転載した。(編集担当:如月隼人)

 

関連:・オバマ米大統領の広島訪問、中国では一部メディアが速報
参考:・英媒爆炒女王私话,八卦术折服全球(中国語)