ラッシュ時のバスで大便、当人は秒殺で下車 残された乗客は気持ち悪さと悪臭に懊悩=中国・雲南

 雲南省メディアの昆明信息港によると、同省昆明市内で10日午前8時すぎ、乗客の男性1人が運行中のバス内の座席に大便をした。バス停に停まってからはじめ、あっという間に済ませて降りたという。残された乗客の多くは、時間を惜しむ通勤中ということにあり、気持ち悪さと悪臭に苦しめられながらも乗車を続けたという。

 

 監視カメラの映像によると、男性は着席していた。バスが停留所に停まってから、前の座席に手をかけて腰を浮かせた。瞬く間に用を済ませ、すばやくズボンを引き上げると、そのまま降りて行ったという。

 

 運転士は、前にある席の死角になり、男性の様子を見ていなかった。発車してから車内の乗客が騒ぎ出したので、いったんバスを停めて確認した。驚いた。まず考えたのは「(今、乗っているお客さんに)申し訳ない」ということだった。

 

 中国のバスの座席は、多くがプラスチックやビニールシートをかぶせたものなので水洗が容易だ。しかし、運行中なので汚物を洗うこともできず、「できるだけ早く、(清掃ができる)終点のステーションにたどりつきたい」と思いながら運転を続けた。

 

 バスはラッシュ時で混雑しており、普段ならば満席になるが、汚物が残った席から乗客は遠のいた。途中で下車する人は見られなかった。時間を惜しむ出勤の途中だったからと考えられる。皆が、気持ち悪さと悪臭に懊悩した。

 

 終点に着くまで、20分ほどかかった。監視カメラの映像では、男性はしばらく前から自分の腹をさすったりしていたという。

 

 中国では「大小便」や「嘔吐」を合わせって「三急」と言う場合がある。生理的に、どうしてもこらえることができない「急変」ということだ。

 

 運転士は、「もし、『三急』になってしまったら、言って下さればよいのですよ。停車できる状況ならば停車します。車内は、皆さんが乗り合わせている公共の場所ですからね。あんなことをなさったのでは、他のお客様に迷惑ですよ」と言った。

 

 バスの清掃スタッフは「お子さんの大便や吐瀉物は、よくありますよ。ただ、清掃は楽ですね。清掃員にとっては、もっと難物があります」という。

 

 吐き捨てられたガムで、座席の下やさまざまはくぼみ、さらに窓の枠に残されているという。見つけにくいし、見つけても取り除くために大いに苦労するという。(編集担当:如月隼人)

 

参考:・男子清早公交车上解大手 一车乘客一路捂鼻强忍(中国語)


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Posted by 如月隼人