停泊中の冷凍運搬船で爆発 へしゃげる鉄板、飛び散る木の板・段ボール=中国

 穏やかな日だった。5月の陽光が降り注いでいた。波止場に停泊していたのは、600トンの小さな冷凍運搬船だ。もちろん、船の内部で作業員が仕事を続けているのだが、はたから見れば、のんびりとした港の風景だった。

 

 「ドーン!」――。大音響が耳をつんざいた。船の内部からだ。しかし、窓の多い陸上の建物とは異なり、内部の様子は分かりにくい。いずれにしろ、あたりは騒然となった。

 

 中国メディアの中国新聞社によると、1日午前11時25分ごろ、浙江省の離島、舟山での出来事だった。通報を受けた現地消防は、消防車5台に分乗する消防士36人を、ただちに出動させた。

 

 消防が到着した。状況は明らかだった。停泊中の船内で爆発が発生。閉じ込められている人がいる可能性がある。ただちに捜索せねばならない。

 

 消防士らは、船内に入らねばならない。突入だ。ものものしい装備を装着した。爆発の原因は不明だったが、船内に充満した正体不明のガスによるものと推定できた。消防は船管理側に、内部換気装置を全力で作動するように求めた。

 

 消防士らが船内に入った。船内部は混乱の極みだった、木の板や段ボール箱、へしゃげた鉄板などが、足の踏み場もないほどに散乱していた。

 

 船内からは、爆風で叩きつけられた作業員1人が見つかった。負傷していたので、直ちに病院に搬送した。

 

 船内で、なんらかの気体が爆発したのは明らかだが、どのような気体かは不明という。当局が爆発の原因を詳しく調べ始めた。

 

 同爆発で火災は発生しなかった。負傷した作業員については、病院で治療中と伝えられた。(編集担当:如月隼人)

 

参考:
舟山一码头一艘600多吨冷冻船发生不明气体爆炸致1伤 /a>


Posted by 如月隼人