静岡・川勝県知事「中国と共同で茶文化を世界遺産に」 中国ネット民「いいね」と称賛

 中国メディアの国際在線は15日、静岡県の川勝平太県知事が、このほど、日本と中国が共同で茶文化の世界遺産登録申請を行いたいとの考えを示し、「日本の茶も中国から来た。だから、われわれは中国に感謝している」と表明したと伝えた。多くの中国ネット民が「いいね」との感想を示した。

 

 川勝知事はかねてから、浙江省杭州市産の中国緑茶である龍井茶を高く評価し、共同で世界遺産登録を目指すことなどの構想を明らかにしていた。

 

 同県で13-15日に開催された「世界お茶まつり2016春の祭典」に際しても改めて、日中で協力して茶文化の世界遺産登録を目指していく考えを示したという。

 

 国際在線は、川勝知事が茶文化の世界遺産登録について、「(日中)が争う必要はない。互いに補い合うべきだ」と主張したと紹介。

 

  川勝知事はさらに、「双方が手を取り合って協力し、茶文化の世界遺産登録を目指したい、日本の茶は中国から来たものだ。われわれは中国に感謝している。だからこそ、一緒に申請することができれば、とてもよいことだと思う」と論じたと伝えた。

 

 中国メディアの新浪網も同記事を転載した。16日午後11時までに記事本文に対して寄せられた「いいね」は500強、「だめ」は300強で、「いいね」の方が多い。

 

 また、同時点までに寄せられたコメントは6300件以上になった。「いいね」が多いコメントには、川勝知事の表明を評価する内容のものが多い。

 

 「いいね」が最も多いのは「これが日本だ。自分(だけを尊ぶ)立場を放棄する。日本民族の民度は高いと思うよ」だ。さらに「まあ、良心的だ。茶の発祥の地については知っている。どこかの国みたいに、なんでも自分のものだというのとは違うな」だった。

 

 他に「外来文化を吸収する上で、日本のやり方は確かに良い。茶道を専門的な芸術に高める一方で、もっとすばらしいのは、起源をちゃんと辿ることを忘れないことだ。どこかの民族とは違う」なども、「いいね」を多く集めている。また、日本の茶文化について「青は藍より出て、藍よりも青しだ」と表現したネット民もいる。

 

 「いいね」が多く良さられたコメントにも、反日的な内容のものはあるが、それほど多くない。(編集担当:如月隼人)

 

参考:・日本静冈县知事:愿和中国携手为茶文化申遗(组图)