地下鉄車内での「乞食行為」を禁止、3度発覚したらブラックリスト入りで「入場禁止」=北京

 中国メディアの新浪網はこのほど、北京市当局が地下鉄内における「乞食行為」の取り締まりを強化することを決めたと報じた。同一人物が3回取り締まりの対象になった場合には、駅構内への進入を禁止するという。

 

 北京市地下鉄では、車内や構内で物乞いをする者、チラシ配りをするもの、通路などで買ってに屋台を広げて物品を販売する者などで、秩序の乱れが問題視されてきた。北京市には、交通機関におけるこのような違法行為を取り締まるため、行政組織である北京市交通執法総隊が設置されている。

 

 地下鉄における取り締まりを担当するのは、同総隊傘下の組織である北京市軌道交通執法大隊だ。同隊はこのほど、地下鉄運営会社と共同で、地下鉄車内における「乞食行為」を撲滅するために「ブラックリスト制度」をスタートさせることを決めた。

 

 地下鉄構内で「乞食行為」をしたとして取り締まられた者を記録に残し、3度目の取り締まりを受けた場合には、構内入場そのものを認めないことにする。

 

 北京市軌道交通執法大隊は乞食行為を「元から絶つ」措置と説明。地下鉄利用者に対して、「地下鉄内で乞われでも、『愛の心』で応じないでほしい。プロの乞食の違法行為を助長することになります」と呼びかけた。

 

 地下鉄車内や構内での物乞いや物販をするものは、実際には取り締まりの係官がやってくる直前に察知して、逃げてしまうことが多いと言う。係官が立ち去れば、また現れる。そのため、北京市では「物乞いゲリラ戦」などの言い方も発生したという。(編集担当:如月隼人)

 

参考:北京:地铁乞讨超三次将进“黑名单”防止其进站 (中国語)


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Posted by 如月隼人