中国漁民10人の身柄拘束 黒サンゴ密漁の疑い、取り締まりに対して自船ぶつけるなどで抵抗

 中国メディアの環球網によると、中国人漁民10人が25日、フィリピン当局に黒サンゴ密漁の疑いで身柄を拘束された。中国漁船は取り締まり船に対して自らの船をぶつけるなどして抵抗したという。

 

 事件が発生したのは、フィリピンルソン島北東部のガガヤン・バレー地方の沖合。25日午後8時ごろだった、。フィリピン当局関係者の説明によると、違法操業の疑いのある中国漁船3隻を発見した。中国漁船は国際法に反して、フィリピン国旗を掲げていた。

 

 フィリピン側が無線で呼びかけたが、中国漁船は無視した。3隻のうち2隻は灯りを消して、急速に現場海域から逃れようとした。残った1隻はフィリピン当局船に自らの船体をぶつけるなとして逃れようとした。フィリピン側関係者によると、「ぶつけて(こちらを)沈めてしまうことを狙った可能性がある」という。

 

 中国漁船は結局は、フィリピンの取り締まり船に包囲されるなどで、フィリピン官員が乗り移っての捜査に応じることになった。船上には中国漁民10人がいた。

 

 中国漁船は黒サンゴの密漁をしていたのと疑いがもたれている。現在のところ、目視できる黒サンゴはみつかっていないが、フィリピン当局が船上に細かい黒サンゴ片がないかどうか調べている。黒サンゴ片が見つかれば、中国漁民10人は保護指定されている黒サンゴを密漁していたとして、厳しく処罰される見通しという。(編集担当:如月隼人)

 

参考:・菲执法者拘押10名中国渔民 指其或“非法”捕捞黑珊瑚(中国語)


社会

Posted by 如月隼人