「耳の痛い話」 病院で診察受けたら中からゴキブリ、さらに孵化直前の卵も=福建

 福建省メディアの海峡網によると、病院で医師が「耳の中が痛い」と訴える男性を診察したところ、耳の中からゴキブリと孵化直前の卵が出て来た。

 同省福州市内の病院で5月29日午前、50代の男性が「耳が痛い。中に異物がある感じがする」として診察を求めた。医師が耳道を診察すると、中に黒いものが見えた。医師は器具を使って、摘出した。

 

男性の耳の中から出て来たのは、ゴキブリだった。体長1センチメートルほどで、すでに死んでいた。医師が改めて耳道を確認したところ、まだ小さな球形の物が残っていることを確認できた。医師は改めて、摘出した。出て来たのはゴキブリの卵だった。孵化直前だったという。

 

 中国では時おり、耳の中の異物を取り出したところ、ゴキブリだったという話題が報じられる。しかし、ゴキブリの卵が出て来たのは珍しい。医師も驚いたという。

 

 医師は、耳の中で死んでいたゴキブリがかなり小さいことから「卵を産んだゴキブリではないだろう」と推測している。「最初に別のゴキブリが入って来て卵を産んだが、その時には気づかなかった。その後、別のゴキブリが入ってきて死んだのだろう」との見方だ。

 

 医師は「ゴキブリは暖かくて湿っており、食べ物がある狭い隙間が大好きです。男性は食堂で長く仕事をしていました。だから耳の中の分泌力も、ゴキブリにとって魅力あるものになっていたのでは」との考えを示した。

 

 ゴキブリが耳の中に入って来たときの対策としては「あまりあわてないでください。耳道の長さは3センチメートルほどです。一番奥は鼓膜です。無理にゴキブリを出そうとすると、ゴキブリが耳の奥に向かって逃げ、鼓膜を傷つけてしまう恐れがあります」という。

 

 ゴキブリが耳に入った場合の対策としては「とにかく早く病院に行くのがベストです。どうしても、すぐに病院に行けない場合には、耳道に食用油やアルコールをたらしてみる方法もあります。呼吸ができなくなって、ゴキブリが死ぬかもしれません」と説明した。

 

 また、「耳掃除」をしすぎるのも考えものという。多少の「耳垢」なら、耳道を保護してくれるので、耳に異物が入りにくくなるという理由だ。(編集担当:如月隼人)

 

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参考:・福州五旬男子耳朵疼 耳内竟取出蟑螂和虫卵(中国語)


Posted by 如月隼人