天安門事件を「世界記憶遺産」に申請する動き 中国国外の民主化活動家がテレビ会議

 米国メディアのラジオ・フリー・アジアによると、中国国外で活動する中国人系民主化団体が3日、世界各地を結んでのテレビ会議を開催した。同会議は、1989年6月4日に発生した「天安門事件」をユネスコの世界記憶遺産に申請する方針を採択した。

 会議の主会場は米国のワシントンD.Cで、世界各地の会場とオンラインで結ばれたテレビ会議を実施した。中国の民主化を求める11以上の団体が参加したという。

 

 会議では、中国当局を非難する発言が相次いだ。中国はテロ国家だとして「その罪は、IS(イスラム国)やアルカイダをはるかにしのぐ」との主張もあったという。

 

 会議を視聴したりコメントを寄せるためには登録が必要だった。会議前に登録した人は全世界で400人程度だったが、会議開始時間近くになると登録が殺到し、会議開始後には中国当局を罵倒する書き込みが殺到したために、主催者側が用意した複数のサーバーがなんどかダウンしたという。

 

 同時に、何者かがサーバーに不当に侵入して、寄せられたコメントに関連する情報を取得しようとしたことが判明したため、主催者側は急遽、フェイスブックを利用しての情報発信と意見表明の方式に切り替えたという。

 

 同会議は、1989年6月4日に発生した「天安門事件」をユネスコの世界記憶遺産に申請する計画を採択した。ただし具体的な行動方針については、まだ明らかでない。同会議は、1989年6月4日に発生した「天安門事件」をユネスコの世界記憶遺産に申請する方針を採択した。(編集担当:如月隼人)

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【参考】

国际电视连线会议纪念“六四”讨论申遗(中国語)