結婚前に彼氏の写真を整理、16年前の1枚に「私のお母さんが写っている!」=中国

 張何棟さんと陸怡沁さんは、パソコンに記録された写真を整理していた。1週間後に結婚式を控えており、式会場では2人のこれまでの歩みを示す写真を大画面で紹介する予定だった。都市快報、杭州網などが伝えた。

 

 

 1枚の写真を見て、陸さんは「あれ?」と思った。16年前に撮影された彼氏の写真の背後に写っている女性、「これ、私のお母さんじゃない?」――。

 

 2人が住んでいるのは浙江省嘉興市だ。とは言っても、2人が知り合ったのは2015年3月だった。共通の友人の紹介だった。2人はその場で好意を持った。陸さんによると「気さくで、自然で、いい人だなと思いました。結婚するなら、こんな男の人がいいかな、とも思ったんです」という。

 

 2人が恋人関係になるのに時間はかからなかった。デートを重ねた。一緒に食事をして、一緒に映画を見て、いろいろ話した。2人は交際相手を、それぞれ自分の家族に紹介した。しばらくすると、家族が結婚を勧めはじめたという。

 

 2人が真剣に結婚のことを相談しはじめたのは今年(2016年)の春節(旧正月)ごろだった。張さんは30歳、陸さんは25歳。もう結婚しておかしくない年ごろだ。話はすぐに決まった。そして5月29日に挙式することになった。そして、5月22日には、2人で結婚式に使う写真を選ぶ作業をしていた。

 

 張さんがパソコンに収められていた1枚の写真を見せた。「ボクが14歳の時の写真だよ。2000年のミレニアムということで、家族で無錫の霊山大仏にお参りにいったんだよ」と説明した。

 

 陸さんに、初めて見せる写真だ。張さんは冗談っぽく「このころのボクもかっこいいだろ」などと言って、その旅行で写した写真を次々に見せた。

 

 そのうちの1枚を見て、陸さんは「あれっ?」と思った。背後に写っている写真が、自分の母親に見える。張さんに写真を拡大してもらった。間違いない。自分の母親だ。

 

 母親にも写真を見せた。母親は驚いた。確かに2000年に無錫の霊山大仏に家族旅行をした。しかし何月何日だっただろう。そうだ、春節連休の旅行だった。霊山大仏に行ったのは旧暦の1月5日だ。

 

 張さんに、霊山大仏に行った日付の記憶はなかった。ところが、張さんの父親が「日付ならすぐにわかる。これさ」と言って小さな紙を示した。霊山大仏の入場券だった。

 

 張さんの父親は2000年に旅行して以来、その入場券を財布に入れていた。16年の間、財布は何度か換えたが、その入場券のことがなぜか気になり、財布を交換するたびに、新しい財布に入れて持ち続けていたという。入場券の日付は、陸さんの母親の記憶と同じだった。

 

 そして陸さんの家族が2000年の旅行で撮影した写真を探してみると、確かに同じ服装の陸さんの母親の写真があった。

 

 陸さんは“16年前からの不思議な縁”が分かったことで、張さんとの心のつながりが、それまで以上に大切に思えるようになったという。

 

 どこから伝わったのか、2人の“不思議な縁”を知った、新聞記者も取材に来た。記者は「掲載はもう決まっていますから」と説明し、掲載紙を2人に贈ると約束した。陸さんは「最高の結婚祝いです。大切に取っておいて、子どもができたら新聞を見せて、教えます」と、大喜びした。

 

 写真は現在の張さんと陸さん、16年前に張さん一家が写した写真、ほぼ同じタイミングで陸さん一家が写した陸さんの母親の写真。(編集担当:如月隼人)

 

【関連】
超特大の「1元マントウ」に人気・・・発売以来、値上げしなかった“心意気”にも称賛=重慶
4歳の女の子、6階ベランダから転落しそうに 通りかかった男性が雨樋つたって登り保護=中国

【参考】 ・新郎翻看小时候照片 发现背景里“路人甲”竟然是丈母娘!(中国語)


社会

Posted by 如月隼人