北海道の男児置き去り 中国メディアは「僕が悪かった」に驚愕、「強い子」の呼称が定着

 北海道の山中で「しつけのため」として置き去りにされた7歳の男の子が6日ぶりに保護された件で、中国新聞社など中国メディアは、男の子が発見されるまで耐え抜いたことと、男の子が「ボクが悪かった」と発言したことに驚きを示した。

 

 中国メディアの多くはは男の子を、「熊の子」などと評した。「熊」は市場の相場状況を表現する英語の「bear」の直訳で、「強い」、「強気」を表現する、中国語の比較的新しい用法だ。

中国新聞社は6日付で「日本の『熊の子』、救助後に父母に(自分の)過ちを認める。体は擦り傷だらけ」と題する記事を発表した。

 

 記事本文は、男の子と面会した父親が何度も「つらい思いをさせて、本当にごめんな」と謝り、男の子は「お父さん、優しいから許すよ」と応じたと紹介。

 

 記事はさらに、男の子が周囲に「僕が悪かった。お父さんの言うことを聞かなかったから」と話しているとして、驚きを示した。

 

 さらに、男の子が1人だけでいたことについて「さびしかったけど、大丈夫だった」と説明したとして、「とても力強く答えた」ことも特筆した。

 

 記事は、男の子の父親の行為の是非については、特に論評を加えなかった。ただし、男の子が発見されてから、父親が取材に対して涙を流して応じたなど、父親には息子に対するしっかりとした愛情があったとの主張が込められた書き方だ。

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◆解説◆

 中国語では、人としての意識の持ち方や行動のレベルを「素質」と表現する。このところ、日本や日本人に対して批判的な見方をしても、「日本人の『素質』は極めて高い」という見方が多く発表される。

 

 さらに、日本人の「素質」問題では、家庭や幼稚園や小学校などでの「教育」が奏功しているとの指摘が相次いでいる。

 

 中国メディアが、救出された男の子に「熊の子」の呼び名をつけたのも、同件を特異な個別的事例ではなく、日本人が幼いころから自己判断や自己責任を重視するように育てられているとの印象が反映されたと理解できる。(編集担当:如月隼人)

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【参考】

日本“熊孩子”获救后向父母认错 身体多处擦伤(中国語)


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Posted by 如月隼人