消防士の娯楽活動に消防車使用 批判に対し当局説明「火災の際に素早く対応可能」=中国

 広東省深セン市で、消防士が消防車を利用してレクリエーションのバスケットボール会場に向かったとして批判が出た。当局は「火災が発生した際に、素早く対応できるから」と説明した。

 

 同件はまず、ネットに「開着百万消防車打球,NB(100万の消防車を駆って球技、スゲエ」との見出しで紹介されて注目されるようになった。100万元(約1600万円)の消防車をレクリエーションであるバスケットボール会場に向かうために使ったとの批判だ。

 

 深セン市公安消防支隊は10日になり、同件についての声明を発表した。まず、同市宝安全区の消防中隊が端午節期間(旧暦5月5日の端午節に伴う連休)のレクリエーションとして、所属する12の消防隊が参加するバスケットボール大会を手配したという。

 

 区内に適当な施設がなかったため、南隣にある南崗工業パークにある施設を借りてバスケットボール大会を実施した。その際に、消防士らは消防車で会場に向かった。会場到着は9日午後4時20分で、終了は午後5時30分だった。

 

  消防支隊は 「人と車が常に同一行動」という方針を取っていると説明。同じ消防車を使う隊員は、担当区域外における訓練や、レクリエーション、会議などの蔡、常に消防車で移動する。火災通報があり出動する必要ができた際に、ただちに現場に駆けつけられるようにするためという。

 

 中国メディアによると、当局側の声明を受け、ネットでは「消防車でバスケットボール大会」に対して理解を示す声が寄せられ始めた。「信じるよ。出動の際に便利なのは確かだ」などの声だ。

 

 飲食店関係者からは、消防隊員が食事に来ることがあるが、いつも一緒に、消防車に乗って食事に来ると紹介する書き込み寄せられた。消防士は食事の際も待機中だとして、やはり出動時以外の消防車利用に理解を示した。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人