自動車事故でスイカが散乱、通り合わせた人々「夏の味覚だ、いただこう。それっ!」

 18日付重慶晨報によると、同市内で最近、スイカを満載した小型トラックが事故を起こした。スイカは路上に散乱した。

 

 割れたスイカも多かったが、無傷のものもあった。通り合わせた人々が集まった。「いただこう。それっ!」――。思い思いに持ち帰った。

 

 小型トラックは交差点で自動車運搬車に接触。そのまま30メートルほど引きずられた。荷台の側面が破壊され、満載していたスイカの大半が路上に落ちた。

 

 小型トラックの運転士は無事だった。大損害だ。しばらくして、気を取り直した。少しでも損害を減らさねばならない。まだ売れそうなスイカを拾い集め始めた。ありがたいことだ。警察官も

到着した。追加事故発生を防ぐためにも、現場の整理と、通行車両の誘導を始めた。

 

 ところがいつのまにか、風向きが怪しくなった。寄ってきた人々が、スイカを持ち帰ってしまう。車の流れをかき分けるようにして向こう側の歩道から道を横断してやってくる人もいる。警察官が叫ぶ。「やめなさい!」。効き目がない。中にはしゃがみこんでスイカを指で叩き、よく熟れていそうものを選んで持ち去る人もいる。

 

 やってくる人々が増え始めた。最初に到着した警察官は、本署に無線で連絡した。応答があった。警察官は無線機に向かって現場の状況の説明をしつつ、時おり周囲の人々に「スイカを持ち去るのはやめなさい!」と叫び、再び無線機に向かって状況説明をして、応援を求めた。

 

 しばらくして応援の警察官が多数到着した。事故現場から、関係のない者を遠ざけた。その上で、スイカを持ったまま現場に残っていた人々には、返却するように求めた。応じた人もいた。

 

 警察は事故原因を調べると同時に、監視カメラの映像などを用いて、スイカを持ち帰った人を探すという。厳しい処罰をする考えだ。(編集担当:如月隼人)

 

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【参考】・车祸现场西瓜满地,行人趁机哄抢被警方追回(中国語)


Posted by 如月隼人