豪雨の中、はだしで交通整理する若い女性警察官に「称賛の嵐」=四川

 四川省達州市で23日、若い女性交通警察官が冠水した道路ではだしになり、懸命に交通整理を続けていたとして、中国全国で称賛の声が集まっている。四川新聞網が24日付で伝えた。

 達州市は同日、猛烈な雨に見舞われた。市内のいたるところで道路が冠水し、交通に大きな支障が出た。そん中で、若い女性警察官が懸命に交通整理をしていた。足元を見ると、はだしだったという。

 

 その姿がインターネットで紹介された。すると「本当にご苦労様!」、「こういう人を最も美しい警察官というのだ」、「これからは私たちも交通警察官を、もっと尊重せねばならないな」などの称賛の書き込みが殺到した。

 

 四川新聞網によると、撮影された警察官は、達州市交通警察支隊女性警察官チームに所属する陳思伶さんと分かった。陳さんは3月に20歳になったばかりという。

 

 陳さんによると、23日午後4時半ごろ、市内南部で道路の冠水個所が増えた。かなりの水深の場所も出てきた。道路は渋滞した。運転手は、前方の冠水状況がよくわからない。そのため、水の深い部分に乗り入れて、車が動けなくなってしまう場合がある。

陳さんは同僚と出動して、水の深い場所に乗り入れないよう迂回させるなどの交通整理をしていたという。

 

 写真では、それほど水が深くないように見えるが、かなりの水が猛烈な勢いで流れている場所にも行き、自分自身が流されそうにもなった。靴を脱いだのは、履いていると滑りやすく感じたので、はだしの方が安全と判断したからという。

 

 陳さんが勤務を始めたのは約1カ月前だ。好きなことは歌を歌うこと、街をぶらつくこと、それから小動物が好きという。気に入った服を着て、おしゃれをするのも好き。ふつうの若いお嬢さんだ。

 

 少し違うのは、「でも、一番好きなのは、交通警察の制服を着ている時です」ということだ。ずっと前から、警察官なになるのが夢だった。あこがれの交通警察官になり、道路に出て仕事をすると「まだ私は若いのに、大きな力を発揮できている」と感じるという。

 

 23日の勤務については「私のしたことは、本当に全部が当然のことなんです。特別なことは、一切ありません」断言した。

 

 陳さんは、交通警察官としての仕事で、苦労することはとても多いと説明した。交通警察官として、陳さん以上に苦労している先輩や同僚は、とても多い。そんな彼らをとても素晴らしい人々だと強く感じているという。

 

 写真は四川新聞網が紹介した陳さんの写真。23日の勤務の様子、私服にて、同僚と。(編集担当:如月隼人)

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【参考】(中国語) ・达州95后女交警暴雨中赤脚执勤 被赞“最美警花”