プーチン大統領訪中、習近平主席と会談 注目の「高速鉄道」建設の契約は発表されず

 ロシアのプーチン大統領は25日、中国を訪問し北京市内の人民大会堂で習近平国家主席と会談した。新華社は、双方が中ロの全面的戦略パートナシップを強調したと報道。具体的な協力事項として30を超える項目に署名が行われたとしたが、注目されていた高速鉄道建設についての契約については触れなかった。

 

 記事は、習主席とプーチン大統領の双方が、両国の全面的戦略パートナシップを推進していくことの重要性を表明したと紹介。

 

 両首脳は「中華人民共和国とロシア連邦の共同声明」、「中華人民共和国国家主席とロシア連邦大統領による、全世界的戦略の安定を強化するための共同声明」などに署名し、貿易、外交、インフラ建設、技術刷新、農業、金融、エネルギー、メディア、インターネット、スポーツなどの分野での協力について、30を超える文書への署名が行われたと紹介した。

 

 プーチン大統領の訪問に先立ち、中ロ間で合意されながら具体的動きが見えなかった、ロシアにおける中国による高速鉄道建設について、契約書が締結されるとの見方があった。契約金額は数十億ドルになるとの観測もあり、注目を集めていた。

 

 しかしこれまでのところ、中国側から高速鉄道建設についての具体的な合意事項の報道はない。(編集担当:如月隼人)

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【参考】・习近平同俄罗斯总统普京举行会谈 两国元首强调坚定不移致力于深化中俄全面战略协作伙伴关系(中国語)