台湾の地球観測衛星が故障、科学技術相が日本への支援要請を表明

 台湾の楊弘敦科技部長(科学技術相)は29日、台湾の地球観測衛星「福爾摩沙衛星二号(フォルモサ衛星2号)が故障した件について、次の衛星が打ち上げられるまでの間、日本に情報提供の支援を求めたいと述べた。

 フォルモサ衛星2号は2004年、米国のトーラスロケットにより打ち上げられた。送られてきたデータは台湾と周辺の自然災害の評価や、農業・都市計画、環境監視などに役立てられてきたという。当初予定の運用後5年という寿命をはるかに超えて作動していたが、6月21日からデータが送られてこない事態になった。

 

 楊技部長によると、フォルモサ衛星2号の後継機となるフォルモサ衛星5号の打ち上げは延期が重なり、早くとも10月になる。それまでの間、フォルモサ衛星2号の復活を試みても無駄になると思われるので、データの空白期を埋めるために、日本の衛星からデータをもらえる協定を日本と結びたいという。(編集担当:如月隼人)

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【参考】・福衛五號最快10月升空 日本衛星先支援(中国語)


Posted by 如月隼人