工事で砲弾が出てきた 「警察に届けねばならない」と思い、車に乗せて自分で運ぶ=江蘇

江蘇省淮安市漣水県の警察署に15日午前、1人の男性が姿をあらわした。応対した警察官に、大きな鉄の塊を持ち上げて見せた。「工事現場から、こんな物が出てきました。砲弾のようです。警察に届けるべきだと思ってお持ちしました」と言い出した。中国新聞社などが報じた。

警察官は改めて鉄塊を見た。驚いた。錆びてはいるが、迫撃砲弾と思われる。「これ、どうやって運んできたのですか?」。男性は「自動車で運んできました」と言った。警察官の顔から、冷や汗がにじみ出た。

男性は空港建設の工事に携わっている。掘り出した土の整理をしていたところ、中から鉄の塊が出てきた。何だろうと思い、近づいてよく見た。砲弾に思えた。錆びてはいるが、破損はしていない。このような物は、警察に届けねばならないと思い、車に積んで運んできたという。

警察によると、砲弾は戦争時代のものと思われる。古くて錆びてはいるが、衝撃を受けた場合に爆発する可能性は、かなり高いと考えられるという。

砲弾は直ちに県当局に移送された。さらに市警察の爆発物処理班の対応を待つという。

警察は市民に向けて「こういった危険物に遭遇した場合、絶対に自分で処理しないでください。現場をそのままにして、危険物から離れてください。その次に、速やかに警察に通報してください」と呼びかけた。(編集担当:如月隼人)

【関連】
中国で「爆発物マニア」が捕まる 借りた施設でせっせと危険物を製造
交差点で信号待ち、青に変わって発進したら3秒で爆発=中国