薬物中毒で妄想  “自衛”のとために爆発物を作り、自室と街頭で爆発させる

四川省警察は19日、四川省綿陽市内の街頭で7日未明に自制の爆発物を爆発させたとして男1人の身柄を拘束したと発表した。男や薬物中毒で、「人に襲われる」との妄想を持ち、“自衛”のために爆発物を作り持ち歩いていたという。

綿陽市内の警察署が7日午前4時ごろ、同市内の花園北街の通りに爆発物と思われる物があるとの通報を受けた。警察官が駆け付けると、路上に爆発物と思われる物が放置されていた。さらに午前5時ごろになり、市内の飲食店の警備員から、飲食店に面した道路を行き来していた男が、何かを爆発させて逃げ去ったとの通報があった。

警察は同日午前9時ごろ、爆発物を爆発させたり路上に放置した容疑者の男の身柄を拘束。取り調べに対して男は、9月になり薬物を使用するようになったと自供。薬物を用いると「だれかに襲われる」と不安にるので、大型花火から抜き出した火薬とガラス片を筒に詰めて「自衛のための爆弾」を作り持ち歩いていたという。

7日未明にも薬物を使用したところ、「誰かに襲われる」との強く思えたので、自室内でまず1発を爆発させ、外に出た。道を歩いたところ、飲食店従業員に声をかけられたので「やられる」と思い、爆発物に点火して逃げた。

警察が路上で発見した点火前の爆発物も、男が作ったものと分かった。警察は男の身柄を拘束し、調べを続けている。

計2回の爆発で、男に声をかけた飲食店従業員を含め、負傷者は出なかった。1回目は自室内で爆発させたが、近隣住民への被害や火災発生は伝えられていない。(編集担当:如月隼人)

 

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