山歩きの「美女弁護士」の失踪、1カ月以上経過して警察が遺体を確認 死因などに深まる謎

中国ではこのところ、長期にわたり一人旅をしていた広東省深セン市の法律事務所で働く陳雯さんが8月初旬から行方不明になったことが注目されていた。陳さんが最後に立ち入った華山を捜索していた陝西省警察が19日、9日に発見された遺体が陳さんのものだとDNA鑑定されたことを明らかにした。しかし死因は不明で、陳さんが所持していた携帯電話の使用状況には不審な点があるという。

陳雯さんは29歳だった。司法試験合格後、深セン市内の法律事務所で補助弁護士として働いていた。長期休暇を取り、6月1日から一人旅で雲南、四川、チベット、新疆などを巡った。8月1日朝には、陝西省の華山駅に到着したことが分かっている。華山は陝西省にある、「中国五岳」のひとつとされる名山。

8月1日午後には華山で、登山者が陳さんと会話した。同登山者は2日午前5時ごろにも陳さんに会った。自分自身は下山の途中だったが、陳さんはさらに奥の華山南峰を目指すと言ったという。

陳さんの所持していた携帯電話によると、最後の通話は2日正午ごろで、通話先は招商銀行クレジットカード・センターだった。通話内容は不明。ところが携帯電話本体にその後の通話記録がないにもかかわらず、電話会社の記録では3日から9日までの通信記録が残っていた。陳さんの母親は4日に電話をしたが「通話中」で、その後は電源が切られた状態になったという。

陳さんの家族は海南省に住んでおり、9月1日に陝西省警察に捜索を依頼した。陝西省警察は9月9日に、華山西峰で女性の遺体を発見。遺体は屋外に放置されていたなどで損傷が激しく、18日になり陳さんと確認された。警察は陳さんの死因について、調べを続けているという。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人