宗教界スポーツ大会、仏・道・イスラム・キリスト教関係者1500人が参加=中国・雲南

雲南省玉渓市で21日、雲南省第3回スポーツ大会・文芸発表会が始まった。同省各地から、宗教団体や宗教学校の代表24団体・1500人が集まり、さまざまな競技や舞台の発表を行う。現地メディアの雲南網が伝えた。

同催しは、2010年、13年に続いて3回目。宗教人の学習と交流、団結と調和、健康の増進が目的とされる。

参加資格は仏教、道教、イスラム教、キリスト教の公認団体の関係者という。

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◆解説◆
中国では、省と同格の民族自治区を5カ所設けている。内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区、チベット自治区、広西チワン族自治区だ。いずれも、該当地域に居住する少数民族の中で、人口の最も多い民族の自治区と定められている。

雲南省は中国の中でも、いわゆる少数民族が多く住む地域だ。本来ならば、民族自治区となってもおかしくないのだが、民族の種類が多く、人口面でも突出した民族がいるわけでないので、「省」とされている。

宗教面でも多彩で、仏教については東南アジアで盛んな上座部仏教、中国経由の漢伝仏教、さらにチベット仏教と、それぞれの宗派が活動している。

中国当局が公認していない、キリスト系の「地下教会」や新興宗教も、農村部を中心に広まっている。非公認の宗教組織が勢力を広げたのは、貧困な人々を信者にするために、経済支援や医療活動などを行ったことが、大きな理由との見方がある。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人