ネギ油餅を焼き続けて34年、BBCにも紹介されて店の前には大行列

呉根城さんは、伝統的な軽食の葱油餅(ツォンヨウビン)を作っては売る商売をしている。この道、34年のベテランだ。英放送局のBBCに紹介されたこともあり、呉さんの店は門前に行列ができる盛況だ。

とりたてて高価な食べ物ではない。小麦を水で溶いて、ネギと合わせる。たいていの場合、塩味なども少々。小麦粉の生地も油を練り込む人も多い。それを、油を敷いた鉄板で焼く。外は香ばしくカリカリに、中はしっとりと。

なんの変哲もない食べ物だが、この道34年の呉さんの葱油餅は格別だ。実際には、作り方に「人には明かせない商売上の秘密」があるという。油を使いながら、油っこさを感じさせないのが、呉さんの葱油餅の特徴という。餡(具)にしているバラ肉の香ばしさも、食欲をそそる。

なんと英BBCがグルメ番組で紹介した。それ以来、店は以前にもまして盛況だ。数十人の行列ができることも珍しくない。

呉さんの葱油餅は1枚5元。購入枚数は御1人様当たり10枚に制限している。多くの人は、制限ぎりぎりの10枚を買うという。

呉さんは実は、失業者だった。1982年に「自宅待機」の身の上になり、葱油餅の作り方を学んで、商売を始めたという。表通りに店を出すことはできず、路地裏のスペースを借りた。だが、「あそこの葱油餅はおいしい」と評判になった。商いは大いに当たった。

実は、呉さんの店は夏季には休業する。自分自身にとってもお客さんにとっても「暑すぎる」からだ。秋季の営業開始は22日だった。そのことをどうやって聞きつけたのか、22日の昼になると、呉さんの店の前には夏季休業前と同様に、行列ができたという。(編集担当:如月隼人)

 

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Posted by 如月隼人