中国企業が放射性物質を容器ごと紛失、警察が全力で行方を追う

中国新聞社などの中国メディアは24日、石油資源の探査などを業務とする大慶鑽探測井公司が、放射性物質を容器ごと紛失していたことが分かった。紛失場所である吉林省の警察が全力で行方を追っている。

放射性インジウムなどの入った容器が19日から21日までの間、輸送中になくなったという。容器がなくなったのは吉林省内で、省、同省松原市政府などが問題を重視し、警察と環境部門、衛生部門に迅速に対策を取るよう勧めた。吉林省環境保護庁は松原市に専門家チームを派遣した。

放射性は低レベルだが、長時間にわたって接触していると障害が発生するという。警察は「拾った人がいたら自分自身で処理しないで、速やかに環境保護部門に連絡してほしい」と訴えた。なくなった放射性物質の容器は青色で円筒形。高さは20センチメートルほど。取っ手があり上部に「2」と書かれている(写真)。

中国ではこれまで、容器入りの放射性物質を盗んだり拾ったりした人に放射線障害が出る事故/事件が発生したことがある。工事現場でさびに覆われた不発弾を掘りあてた作業員が「出土品だ。高く売れるだろう」と思い、現場にある宿舎の自分のベッドの下に隠し、翌日になってから他人に不発弾と指摘された例もある。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人