台風接近で風力9 パラグライダーをやってみたくなった男性、ためらっているうちに吹き飛ばされる

山東省威海市で9月28日午後、男性が海岸でパラグライダーを試みたところ、200-300メートル離れた場所のビル屋上に吹き飛ばされた。男性は降りられず、消防が救助した。威海市では同日、台風接近にともなって風力7から8の強い風が吹いていた。斉魯晩報が伝えた。

「極限スポーツ愛好家」であるという男性は、台風接近に伴う強風の中でパラグライダーを試してみたくなった。当時の威海市では台風の接近に伴い、最大で毎秒20メートル程度の風が吹いていた。

周囲の人は止めたが、男性はどうしても大風の海岸でパラグライダーを試すと言い張った。電話で事情を知った友人男性の1人が心配になり、海水浴場に向かった。

友人男性が海水浴場につくと、男性は近くの海岸に面した崖の上に登っていた。パラグライダーはすでに装着しているようだったが、強風と荒れる海を目の前にして、さすがにためらっているようだった。「やめてくれるのかな」と思い、友人男性はちょっと目をそらせた。

再び崖の上を見ると、男性の姿はなかった。上空を見たが、見当たらない。あたりを見渡したが、男性の姿はどこにもない。はるか遠くに吹き飛ばされてしまったに違いなかった。友人男性は心配になり、警察に通報した。

警察は、男性が吹き飛ばされた方角を検討した。幸いなことに、風は海側から陸地に向けて吹いていた。海水浴場に南側には小さな山がある。警察はその山にすでに落下している可能性が高いと判断し、警察官を現地に向かわせた。

現地に到着した警察官が捜索を開始して約40分後、4階建てビルの屋上に落下していた男性を発見した。

男性によると、突然に強い風が吹き付けて、空中に飛ばされた。その後もパラグライダーを制御することはできず、建物屋上に落下した。下に降りることはできなかった。警察から連絡を受けた消防がはしご車を出動させ、男性を救出した。吹き飛ばされた距離は200-300メートルだったという。

男性は特に大きなけがをすることもなく、無事救助された。(編集担当:如月隼人)