トラックが高速道路に停車 故障? 緊急事態? メシを作って路上でしゃがんで食べていた=中国

四川省メディアの四川新聞網によると、同省の高速交通警察は1日午前10時ごろ、北京市と雲南省昆明市を結ぶ京昆高速道路の一部で四川省にある雅西区間の監視カメラで、異常な光景を発見した。路肩にトラック2台が止まっていた。故障かと思いきや、そうではなかった。トラックの近くで男女計4人が、しゃがんで食事を始めた。

高速道路の各所を監視カメラで確認していた警察官は最初「ああ、トラックが故障したのか」と思った。状況を詳しく把握しようとして、カメラをズームアップしてみた。停車したトラック2台から、男性2人、女性2人が出てきた。4人はコンロを使って簡単な調理を始めた。作り終わると碗に移して、しゃがんで食べだした。

カメラは反対車線の上方から撮影していた。停車しているトラック2台を、何台もの車がもうスピードで追い越していった。4人はまったく、意に介していない様子だったという。警察官もさすがに「あきれてしまった」という。

4人は食べ終わると、水が入った容器を持ち出して、食器を洗った。そして、悠然とトラックに戻り、出発した。警察はトラック2台を追跡し、「道路を不法に占拠した」との理由で運転手2人それぞれに、反則点6点と、罰金200元(約3040円)を科したという。

取材を受けた高速交通警察の警察官は、四川新聞網の取材に対して「私たちは(高速道路上で)普段からありとあらゆる、突発的な状況に遭遇します。しかしながら、高速道路上で煮炊きをして食事をする人がいたのは初めてです」と、心底驚いたと述べた。

ただし中国では時おり、高速道路上で「炊飯していた人がいた」とのニュースが時おり伝えられてくる。トラックの荷台からラクダを降ろして散歩させていた事例もあった。サーカスが使っていたトラックで、「ラクダを長時間にわたってトラックで運送しているとラクダが体調を崩す」との理由で、路肩に停車してラクダをしばらく歩かせていた。(編集担当:如月隼人)

 

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