花嫁を「背負い投げ」 彼女は激怒、周到に用意した愛の演出がすべてオジャンに=中国

結婚する。ともに、生涯を添い遂げようとする決意を形にする瞬間だ。国を問わず、愛し合う2人にとっては、最も幸せな時であるはずだ。最近の中国では、プロポーズにはじまって結婚のその瞬間に至るまで、男女双方が工夫を凝らした「演出」をすることも多いようだ。しかし、とんでもない事態が発生して、すべてがオジャンになることもある。

中国メディアの新浪網が、そんな「不慮の災難」を紹介した。中国では、花嫁を迎え入れることを「接親」という。「家族として迎え入れる」という、極めて重要なセレモニーだ。言い方はいろいろあるが、「接親」の際には、花嫁を決して地面に触れさせてはならないとの考え方もある。地面に触れさせてしまうと、そこで魂がとどまってしまい、本当の意味で新郎側の家に来ることにならないなどと説明する人もいる。

さて、問題にカップルは、互いに自動車で約束の場所に乗り付けて「接親の儀」を行うことにした。男性はもちろん、正装だ。女性はウェディング・ドレス。男性は女性に花束を渡した。2人の鼓動は高まる。笑顔と笑顔。

男性は、自分が乗り付けた車に女性を運ぶ。地面に触れさせてなならないということで、女性を背負った。実は、結構、重かった。だが、そんなことは問題ではない。「これからは、彼女のすべてを、オレが引き受けるのだ」と、改めて感じつつ、進んだ。1歩、2歩。はやる心を抑えつつ、車に向かったつもりだった。意外だった。足が滑った。

男性はバランスを崩した。彼女を、自分の背中で跳ね上げるような結果に

なった。そして、2人の体軸が完全にずれた。女性は「自由落下」して地面に叩きつけられた。

運の悪いことに、雨が降り続いたあとだった。彼女の純白のウェディング・ドレスに、べったりと泥がついた。男性は慌ててはらいおとそうとした泥が落ちるわけもない。

彼女は泣きだした。そして、猛烈に怒りだした。「どういうつもりなのよ!?」と、わめきだした。同行した知人らも、気を落ち着けるように説得したが、無駄だった。「一生に1度のことなのよ。なんで私を投げたのよ」などと、泣きながら叫びつづけた。

いったんは、彼氏が用意した自動車に乗り込んだが、再び降りて、道路脇のガードレールをつかんで泣き続け、「もう、お嫁に行くのはやめる!」と言って、居合わせた人のとりなしを受け付けなかった。新郎は、路上にひざまずいて、彼女に許しを請うたが、受け付けなかった。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人